銀杏は何色?
10月29日 天候:晴れ時々曇り 最高気温15度
今日は銀杏並木のライトアップイベントがあるというので夕方から出動。
以前、訪れた時、あまりにも混んでいて面倒くさくなり、遠くから写真を数枚撮っただけで帰って来たが、今日はショートムービーを一本作るつもりなので、粘って20カットくらいは撮りたいと考えていた。
点灯予定20分前、現地着。すでに多くの人が銀杏並木に集まり点灯を待っている状態。カウントダウンでもあるのかな?と思い、その瞬間を撮ろうと待ち構えていたら、18時頃、唐突に点灯。肩透かしを食う。
人々は波のように並木道へ向かう。自分もその流れに加わり、歩きながらタイミングを見て動画を撮影。
10カットくらい撮ったところで、諸々考えた末、以降の撮影を中止。とてもモノになりそうにない。。。
初めて見たライトアップは、七色のライトを銀杏に当て、虹色の並木に変える斬新な試みで、独特な異景を作り出していた。普通にライトを当てるだけかと思っていたので、ちょっと驚いた。
自分のような頭の古い人間には、せっかく美しい金色に染まった銀杏並木を人工的な色に変える意図を理解しかねたが、おそらく映える写真を撮ってもらう為に考えた演出なのだろう。
多くの人がスマホで撮影を楽しんでいたから、企画の意図は果たされているようだった。
ただ、自分には馴染めない色彩感覚だったので早々に銀杏並木を離れた。これだけの人が撮っているのだから、敢えて自分が撮る題材でないと思ったのもある。
その後は、なんとなく綺麗に感じた月の写真などを撮って終了。
吹雪?
10月25日 天候:晴れ 最高気温20度
快晴、気温も上がり絶好の撮影日和。青空背景に紅葉を撮ろうといつもの公園へ。
11時頃に到着すると好天を狙い訪れたカメラマンの方々の姿が多く見られた。皆、考えることは一緒。
今日は動画がメイン。日本庭園の紅葉を撮る。
まずは色とりどりの紅葉のアーケードから。
安物のトラベル三脚を立て無理やり手動でwティルト。アーケード全体を撮ってみる。
手振れで使えないだろうと思いつつも物は試しで。動画撮影を始めて間もないので分からないことばかり。試行錯誤の連続。
(ちなみに先日試した手持ちドリーは手ブレが酷く使えなかった。ちゃんとやるならジンバルなどの装備が必要になるのだろう)
半信半疑のままw庭園内を歩き色づいた木々を引いて撮ったり寄って撮ったり、一通り撮ったところで、公園のシンボルである池に移動。
池周囲の紅葉は進んではいるものの緑の部分もまだ多く、前回訪れた1週間前と比べて代わり映えがしない。今日のように気温が上がってしまうと、また色味が悪くなる気もするし、この先、どうなるか。
などとあれこれ考えつつ歩いていると、なんだか顔に虫がまとわりついてくる。手で払わないと目鼻口に入りそう。
雪虫だ。
先日、自然公園でチラチラ飛んでいる姿に風情を感じ、撮影しようと頑張ったが上手に撮れなかった。
『密度が足りないから』とぼやいていたが、今日は逆にとんでもない密度(北海道各地で大量発生中だとか)。風情も何も、大袈裟に言うと吹雪のよう。
当然、何を撮っても写り込むので迷惑千万w
こりゃ無理だ。。。撮影を諦める。
貴重な秋の1日が・・・
イスカ狂騒曲(10/22,23)
10月22日 天候:曇り時々小雨時々晴れ
「近所の公園にイスカの群れが来ている」とS師匠から連絡が来た。
野鳥観察歴の短い自分は見たことがなかったので、この機会を逃すまいと現場に向かった。
天気は曇り。ちょっと暗い。雨だけは降らないでくれ・・・と願うも、鳥を探し始めてすぐパラパラと雨が落ちてきた。
傘をさしてイスカが集まっているという杉の大樹の下で様子を窺う。
ぱっと見、何もいないようだったが、目を凝らすと緑の葉陰から何羽かが顔を出している。
特徴的な赤色の雄とオリーブグリーン色の雌。両者の違いが歴然で分かりやすい。
撮影開始。(装備:α6400+sigma100-400mm F5-6.3 DG DN OS SE)
いずれも高い位置だし忙しく動き回るので思うように狙えない。傘をさし約1.7kgのカメラを上に向けて撮る体勢もキツい。
全然撮れない💦
苦戦していたら突如、こんもりした杉の緑の中から15羽位が飛び出し、どこかへ飛び去った。
どうやら木の実を求めて園内を周回しているようだ。
休憩。時々姿を見せるリスやカラ類などを写しつつ次のタイミングを待っていたら、ぎゃ~ぎゃ~と嗄れた声のカケスが現れた。人は少なくないが、さほど気にするでもなく地上のどんぐりを拾っている。何枚か撮れた。
イスカはまた同じ木に戻ってきた。でも難しい条件は変わらない。対応できず全然撮れない。
諦めかけた時、木の側の歩道の水溜りに6羽ほどの群れが降りてきた。S師匠が「ここに降りてくるかも」と予言していので気にしていたポイント。3分くらい、そこで水を飲んでくれた。
今日、最大のシャッターチャンス到来で、どうにか姿全体を捉えた写真を撮ることが出来た。(暗くて写りはイマイチ)
時間は15時を過ぎ、寒さと体力的限界で終了。
イスカは中国名『紅交嘴雀』の名の通り、嘴が交差している不思議な顔つきの鳥だった。雄の紅色も独特で晴れた日に撮れたら綺麗だろうなーと思った。
天気予報を見ると明日は終日晴れ。
これは再チャレンジすべきだろう。
10月23日 天候:晴れ時々薄曇り
天気予報が当たり晴れ。昨日よりも暖かくてありがたい。
まずは昨日、イスカがしきりに実を啄む姿が見られた杉の木へ。
しかし、昨日ほど活発な動きが見られない。
時々上空を少群が飛ぶ姿を見るくらい。
撮影のチャンスを待っていたら、近くのイチイの木で動きが。何羽かの鳥がバサバサと集まってきた。
『ツグミか?』と思ったがS師匠は『マミチャジナイ』だという。
写した写真を確認すると確かに!
マミチャジナイも今年、初めて目にした野鳥で、まだちゃんと撮れていない。
イチイの実を咥えたところを撮ろうと粘ってみた。
割と低い木で距離も近く撮りやすい条件だったが、身体を葉で隠すように行動するので中々撮らせてもらえない。
結局、実を咥えた写真は葉からぴょこっと顔出した一枚しか撮れず。
そして今日もカケスと遭遇。場所からして昨日と同じ個体と思われる。割と人馴れした風で逃げないので動画を撮影した。使えるものが撮れたかも。
時間はやがて14時。諸々の事情で早めに引き上げる。
肝心のイスカは一枚も撮れなかった。
彼らの行動パターンが分からないので、なんとも言えないが、また良い機会があれば撮影を試みたいと思う。