12月18日〜23日の探鳥
12月18日
ポイント:S-C-N公園 天候:晴れのち曇り 気温:−4度 風ややあり
JR移動の予定で駅に向かうと遅延発生中。ここ3年くらいの間に、こうした事態が増えて鉄道への信頼感がどんどん低下している。
やむなく地下鉄駅へ移動。15分も無駄に歩かされた。
いつもの公園へ。
シマエナガのポイントに行くと幸運にも彼らが食事中。5、6羽いて目移りしそうなところを、とにかく一羽だけ見続けた。ここ一年間で学んだ撮影法。
その甲斐あって、低い木に降りたところを写すことに成功。一年に数回しかないチャンスをモノに出来た。
5分ほどで群れは飛び去り姿をロスト。
『もう一周あるか?』と思い2時間ほど同じ場所で待機したが、群れは戻らず。
終了。
12月20日
ポイント:S-M-M公園 天候:晴れ時々曇り 気温:−1度 風ややあり
色々鳥がいるにはいた。
撮れるチャンスもありながらタイミングが悪かったり位置どりがまずかったりで何も撮れぬまま日の陰る時間に。
暗くなってくると、まともに撮れないので、最近は3時くらいで引き上げるようにしている。
帰ろうと駐車場へ向かう途中でヒレンジャクがやってきた。
10羽ほどの群れ。いつものように高さ7、8mの木の天辺あたりでたむろ。時折、宿木の実を啄みに移動しては、また同じ場所に戻るのを繰り返している。
粘って下に降りるのを待ちたいとこだったが、何せ時間が時間、少しだけ様子を見た後、撤収。
12月21日
ポイント:S-C-N公園 天候:快晴 気温:−4度 風ややあり
気温は低いが風がなく日差しがあるので暖かく感じる。
まず東の方に向かうとウソの声がする。
でも探しても探しても見つけられない。
諦める。
そこにはいつもいるツグミがいて、今日もギャーギャー騒いでいた。
うるさいw
野鳥の庭に行くと、いつもの面々。彼らを撮るだけでも楽しい。みんなありがとう!
そこから西へ移動。
シマエナガの声が聞こえたが姿は見えず。
と、至近距離の松の木の下で採餌するミヤマカケスが登場。
松の木の下を飛び跳ねるようにしながら移動している。
低い位置にいて、しかも割と良い光が当たる瞬間があり、良い感じの写真が撮れた。たまには、こんなこともある。
そこから北へ歩き出したら、またシマエナガの声、人通りのある場所。ここで?
発見!
でも、すぐに飛び去ってしまい撮れず。
その後、野鳥の庭でシメ発見。松の木の下にいた。
シメは松の木の下で採餌する。。。この気づきは後に生きる事となった。
今日は鳥たちの動きが活発で、その他、シジュウカラのホバリング動画、至近距離でのコゲラの撮影なども出来て、充実した探鳥となった。
12月23日
ポイント:S-N-Y 天候:快晴 気温:−4度 風やや強く
今日は街中の幹線道路沿いに植えられた街路樹にキレンジャクが集まっているとの情報を得て探索に出かけた。
道路沿いと言っても、正確な場所までは定かでない。広範囲に及ぶので、とりあえず車で道路を流してみることにした。
走りながら道沿いのナナカマドをチェックすると、実がかなりなっているポイントがあったので、その辺を重点的にぐるぐる回っていたら発見!
聞いていたよりも数は少なく20羽くらいの群れ。
電柱の最上部に留まっていて、時折、ナナカマドの木に舞い降りては実を啄んでいる。
早速、撮影開始。
彼らの様子を見ていて不思議だったのは、ナナカマドの木は道沿いに多数あるのに降りてくるのは特定の一本の木だけ。
なぜ、その木なのか?
臆病で安全が確認された木だけしか降りないのだろうか?
時々飛び立って姿が見えなくなる時間もあったが、少し待ったら、また同じ場所に戻ってきて、同じ木を狙っていた。
そこで1時間くらい撮影していたのだが、今日は気温が低い上に風が強い。体感温度がかなり低く身体が凍えてきてカメラを持つ手が震えて撮影不能に。
寒さ敗退という情けない結末に。
まー一応、撮影は出来たから良しとしておこう。
ムクドリ襲来
12月13日 天候:晴れ 気温:2度 風なし
今日もまた街中の公園。
天気に恵まれるも、残念ながら今日は野鳥にほぼ出逢えず。
まーいいさ。ここに来れば風景など他の被写体もあるから、無駄足にならない。失望感は少ない。
帰路、またも川沿いコースを行くと先日のホオジロガモが同じ場所にいて、少し数も増えていた。
しばらくここにいるのか?
だったら三脚を持ってきて腰を据えて撮りたいのだが。
12月14日 天候:曇り時々晴れ 気温:1度 風あり
エリア1へ。
いつもの散歩コース。
第一ポイントで、いつもの時間にシマエナガの群れと遭遇。
ある時から彼らと遭遇しやすい時間帯があるのに気づき、なるべく時間を合わせて歩くようにしている。
毎日、確認している訳ではないから、それが正しいかは不明ながら、割と頼りになっているデータ。
狙い通りの時間に会えたのはいいが、この場所は通過ポイント。滞在してもせいぜい3分だし高い位置にいることが多く、ほぼ撮れない。
いつかチャンスは来ると信じて待つしかない。
12月15日 天候:曇り 気温:−1度 風なし
街中の公園で風景写真を撮り、日が暮れた頃。。。
遠くからギャーギャー鳴く鳥の声が聴こえてきた。空を見上げると黒い鳥が大挙して近づいてくる。
うわ~ムクドリだ☠️
200羽はいるのでは?
騒々しく鳴きながらイチョウの木に止まった。
イチョウの木に無数の黒い影。
壮観というか不気味というか。。。
彼らが木々の実を食い尽くさないことを祈るばかり。
思いがけずホオジロガモ
12月10日 天候:曇り時々晴れ 気温:9度 風ややあり
夢よもう一度で、前回、訪れた街の公園へ。
またシマエナガの群れに出会えないものかと思って。
前回と同じポイントを中心に周囲を歩いて様子を見る。
今日はカラ類が少なく静か。日曜日で他の撮影者もいるが手持ち無沙汰に彷徨いているように見える。
何も収穫ないまま2時間経過したところで15時を迎え、時間的な限界。
最後に別のポイントを確認してから帰ろうと移動すると、そこにシマエナガが数羽飛んできた。
しかし移動速度が速く、あっという間に西の方へ飛び去った。
西は住宅街で、その5kmほど先には、シマエナガの観察ポイントとして有名な某公園がある。
自分の推測としては、そこに帰るところだったのではないか?ということ。餌を求めて結構な距離を移動しているのかもしれない。
シマエナガの生態を詳しく知りたいものだ。
研究者などはいるのだろうか?
辛うじてシマエナガの姿を見て満足したところで帰路につく。最寄りの電車の駅へ向かおうとして、ふと『少し歩いて帰るか』そんな気になり、川沿いのサイクリング道路を3kmほど歩くことにする。
もしかしたら水鳥がいるかも?と思ったのもある。
すると、早速ダイサギが水辺に佇んでいる。
餌を探している様子。数枚撮影。
さらに先へ進むと川に浮かぶ4つの影。もう暗くなって来ているのでシルエット状態。鴨のようだが、色や柄が見えない。
可能な限り近づいてみたら冬鳥のホオジロガモだった。
こんなところにいるとは。
川の流れに身を任せ下流に向かいつつ時折、潜水して餌を探している。
彼らを追うように歩きつつシャッターを切っていたら、突然、彼らが飛び立ち上流方向へ。
暗いしSSも稼げない状態ながら連写で飛翔シーンを撮った。
200mほど飛んで着水、また流れに任せ、潜水採餌しながら下流へ。
もう少し観察したかったが、暗くても無理。終了。
ウソ探索2DAYS
12月6日 天候:晴れ 気温:6度 無風
内外観光客に人気の神社がある公園へ。
ウソが来ているとの情報が流れていたので行ってみた。
ここは人が多い。犬の散歩や遊具で子供を遊ばせるママさん達、参拝客、さらには海外からの団体観光客。。。人の喧騒の中で撮影するのは苦手なので、あまり好きな場所ではないのだが、鳥は場所を選ばず、仕方がない。
3時間ほど探索。
結果的にウソが遥か頭上を鳴きながら飛び去る姿をチラ見しただけで、撮影は出来なかった。
あとはハシブト、ヤマガラ、ゴジュウカラ、ヤマゲラを見た程度。
ここでは毎度おなじみのエゾリスがいたので一応、撮っておいた。
陽が陰って来たところで終了。
12月8日 天候:曇り時々晴れ 気温:4度 無風
今日はウソを求めて二箇所をハシゴ。
一箇所目は某大学構内。
自然豊かで、鳥の餌となる木々も多い。自分が唯一ウソを撮影した場所でもあるので、もしやと思い来てみた。
まずはウソを見たポイントに行ってみると運悪く木々の剪定作業中。残念。
他の鳥スポットを数カ所、歩いても、カスリもしない感じで、今日はダメらしい。
すぐさま二箇所目の公園へ移動。
そこは街の中心部にあり、位置的には鳥が撮れるとは思えないのだが、池があり川があり木々がある。様々な野鳥が訪れる環境が整っていて、実際、多くの野鳥が来ている。
特に今年は山に餌が少ないから?熊と一緒で街中まで餌を求めて飛来している可能性がある。
南側からスタート。
まだ実の残っているイチイの木にカラ類が集まっている。
今日は目的が違うのでスルーして北に移動。
モミジの木々のあるポイントへ。
ここは、さらにカラ類の動きが活発。期待出来そう。
足を止めて様子を窺っていると、シマエナガの群れがやって来た。
移動速度が遅く、ゆったり食事しているようだ。
これは大チャンス!
しかも、うまく順光側に回り込むのにも成功。
ただ距離が・・・木の天辺あたりにいて遠い。自分の装備(400mm)では限界がある。一応撮ったものの納得いくものではなかった。
シマエナガは徐々に西方向へ移動。今度は川岸の岩に舞い降りてきた。目の高さより低い位置に来るのは滅多にない。
しかし、ここも川を挟んだ対岸で距離が・・・
これほどのチャンスはそうそうないという場面が2度もありながら生かせず。
『やっぱり600mm以上のレンズが必要なのかなー』などと物欲が生じるのだった。
シマエナガが去った後はシメを発見。
さらにヤマゲラの姿も見られたが、性悪カラスの攻撃を受け、どこかに飛び去ってしまった。
夕闇が迫り終了。
そうそう目的のウソは声を聞くだけに終わった。
Lucky Day!!
12月5日 天候:晴れ 気温:5度 無風
第1エリア、いつもの散歩道へ。
歩き始めの広場、ヤマゲラが地面に降りて採餌中。歌舞伎顔で地面を突く姿はいつ見てもユーモラス。しっかり撮らせて頂いた。
第一ポイント、アカゲラをチラ見したくらい。
第二ポイント、静まりかえっていた。
第三ポイント、ハシブトガラの住処も今日はどこかへお出かけか。シーンとしていた。
折り返して帰り道。
分岐前の松の木のところで何かが羽ばたいる気配を感じ、目を凝らすと小さな鳥がいる。
真逆光で暗い上に松の枝も邪魔で姿がよく見えない。
でも鮮やかな黄色が見えた気がして、『もしや』と思い、とにかくシャッターを切った。
鳥が飛び去った後、写真を確認すると、『やはり』だった。未見だった鳥、キクイタダキだった。
中々撮れない鳥リストの上位にいたので、まさか、この場所で、こうも簡単に撮れるとは思わなかった。嬉しい誤算。
今日はもう十分!満足して帰ろうとしたら、さらに幸運は続き、今度はシマエナガの群れに遭遇。(時間的に想定内の遭遇ではあった)
さらにさらに幸運の連鎖で久しぶりにキバシリを発見、しかも目と鼻の先にいるではないか。しっかり撮れた。
まめに歩いていると、たまにはこんなラッキーな日もある。
歩き続けるしかないな。
遭遇率100%?
12月4日 天候:晴れ 気温:8度 無風
シマエナガを求めて初訪問となる西の某所へ。
知人によれば、シマエナガとの遭遇率はほぼ100だという。
期待を胸に歩き始めた。
ここは自然の森ではない。木々は全て植樹されたもので、人工の森林公園。
流石に人が考えて設計されているだけあり、敷地の中に配置された木々と遊歩道の位置関係が丁度良く、歩きながら木々を眺めやすい。
木々の剪定もしっかり行われているようで鬱蒼としていないのも良い。
これなら鳥を探しやすい。(つまりは撮影しやすい)
そこまで考えて作られたものかは知らないが、この、ある意味、壮大な無駄空間が野鳥観察のパラダイスとなっているのだとしたら、作った意味があったのかもしれない。。。
余談はさておき、歩き始めからカラ類の歓迎を受け、中々良い感じ。
しばらく歩くと、またまた会いましたね、ミヤマカケス。
本当に今年はどこでも会う。
一応、撮っておくか。。。目的の鳥では無いんだけど、貧乏性だから、見たらついつい撮ってしまう。
貯食した餌を落ち葉を掻き分け探している姿を動画撮影。
ちょっと暗いけど面白い絵が撮れた。
ここで遅い昼食。ベンチに座りパンを齧っていたら、背後に殺気(?)を感じ振り向くと、目線の高さの木にヒヨドリがいた。
木の葉を齧っている?ように見えた。
動画を回すと、嫌がらせのように糞をして飛び去った。(こりゃ使えん)
食事を終え歩き出してすぐシマエナガの小群と遭遇。
残念ながら木々の天辺あたりにいるばかりで降りては来なかったので、自分の装備ではまともに写せなかった。
でも、いるのを確認出来ただけでも良かった。本当に遭遇率100%かも?
また、機会があれば訪れてみよう。
陽が陰ってきたところで撤収。
撮り逃す
12月1日 天候:曇り時々晴れ 気温:マイナス2度 無風
第一エリア。いつものルート。
昨年あたりから第1ポイントでアカゲラを見る機会が激減した。
何か理由があるとしたら近場で大規模な工事が行われた事だろう。それなりに音や振動があったはず。
すでに工事はほぼ終わっているから、鳥たちが戻ると良いなーと思っていたら、今日はいてくれた。
オオアカゲラだ。
その後、第2P、第3Pでもオオアカゲラと遭遇。縄張り争いの喧嘩も見られた。
今日は大袈裟に言うとオオアカゲラ祭り状態。
メデタイ!
メデタイが、アカゲラがいないのが不可解。どちらかと言えばアカゲラの方が比率的に遭遇の可能性が高いと感じていた(曖昧)のだが。
鳥の出方というのは本当に謎が多いなー。
12月2日 天候:曇り時々小雪 気温:マイナス1度 風ややあり
夜景撮影の前の時間を有効活用すべく第3エリアへ。
14時から1時間ほど。。。の予定が乗ろうと思っていた電車が運休、30分ほど時間をロス。現地到着は14 時半を過ぎてしまうし天気予報は外れて曇り。ツイテナイ。
1時間もしたら暗くなる。急いで公園内を一周。狙いのレンジャクは見当たらなかった。そりゃそうか、ぽっと来て1時間で鳥に出逢おうなんて虫が良すぎる。
諦めて『さっさとイルミネーション会場に向おう』と公園の出口へ向かう途中、よくバーダーさん達がいる橋のところで、なんとなく欄干に肘を乗せ川を眺めた。
本当になんとなく。
すると川面を上流へと遡るように鳥が飛んでいく。
え?あの白と黒のストライプ模様は・・・
ヤマセミ?
見間違う事はないし頻出ポイントでもあるので間違い無いだろう。
姿を見るのは事実上初めて。
しかも飛んでいる姿が見られるとは・・・
写真は撮れず。
今日はもう何もいないからと、カメラをバックパックにしまっていた。(早計)
撮影可能な態勢を整えていたら絶対に撮れていた。これはかなり悔やしい。
チャンスはどこで訪れるか分からない。フィールドにいる以上、常に撮る意識でいないと。。。
残念な気持ちで夜の街へと移動した。